修験道 その2
修験道 その2 山伏 修験道の行者のことを山伏と呼ぶ。本来は「山に臥せる者」という意味で、「サンガ」と呼んだらしい。 となると、謎に包まれた山岳漂白民であった山窩(サンカ)との関係を知りたくなるが、両者には、単なる文意を超えた大きな関係があったように思える。...
View Article修験道 その3 大峰山千日回峰行
修験道 その3 塩沼亮潤による大峰千日回峰 比叡山延暦寺における千日回峰行は、NHKが酒井雄哉の行を密着取材したので知らぬ人も少なかろう。 それは比叡山の獣道で7年間、1000日にわたって行う。年に100~200日、深夜2時に出発。真言を唱えながら東塔、西塔、横川、日吉大社と260箇所で30~40 km を拝礼して歩く。...
View Article蛭川村移住記
蛭川村移住記 これは2004年に書いたものだが、2017年に改訂して東海アマブログに掲載することにした。金なし移住を志す人に、わずかでもお役に立てれば幸いだ。 名古屋から蛭川村へ 名古屋市内の公団アパートに25年もいた私が、岐阜の中津川市に近い蛭川村という山村に移住したのは2003年秋のこと。9月頃から準備を始め、スズキエブリという軽バンで何十回も往復して10月末には引っ越しを完了した。...
View Article蛭川風土記
蛭川風土記 2004年記、2017年改訂追記 (室町期から続いた蛭川村も市町村合併により2005年、中津川市に編入された。地域名が変わり郵便住所も変わったが、村の中身はほとんど変わっていない。人口3000名に満たない穏やかな過疎の山村である。 変わったことを挙げれば、イノシシやハクビシンによる獣害が桁違いに凄くなったことだろうか、) バラバラの村?...
View Articleおおきく見せるということ
2000年頃書いたものだが不詳 2017年加筆 「大きく見せる」ということ 山中で、熊などの強力な攻撃力を持った大型動物に遭遇するとき、人は驚き、怯えるが、相手の方も相当に驚き、怖い思いをしているのを理解できるだろうか? こちらが、「脅して撃退してやろう」と、不用意な浅知恵を働かせ、攻撃動作を示すことで相手を怒らせ、攻撃本能に火がついて不幸な結果を招くことがある。...
View Article途方もなく分裂し、二度と融合することもなく完全に分離してゆく社会
途方もなく分裂し、二度と融合することもなく完全に分離してゆく社会 宇宙人の代弁者(霊媒)として有名なバシャールによれば、2012年頃に地球社会は位相がずれ始め、2016年秋に二極化が鮮明になり、社会が二つに割れて、もう相互に交わることもなくなり、勝手にそれぞれの世界を作り出す。 そして、2020年代にはポジティブ側だけが残ってネガティブ側は、この世から消えてしまうだろうと明言している。...
View Articleファッシズムと優生保護
ファッシズムと優生保護 2017年2月26日 2016年7月26日の朝、我々は目を疑うような恐ろしいニュースに接した。 相模原市にある障害者施設で、19名死亡26名重軽傷という大量殺傷事件が報じられたのだ。 犯人は植松聖という名の施設の元職員で単独犯だという。...
View Article社会は弱者によって支えられている
世はセレブと呼ばれる大金持ちに憧れる、馬鹿野郎、馬鹿娘で溢れかえっている。 いくら幼い頃からの資本主義洗脳のせいだとか言ってみても、自分の脳味噌を使う習慣さえあれば、これほど真実を見失って彷徨い歩く大衆ばかりになることはありえない。...
View Article美杉村の坂下晴彦さんを訪ねて
美杉村の坂下さんを訪ねて(1999年著→2017年改訂) 98年暮れも迫った12月18日の夜、私は美杉村伊勢奥津に隠棲する旧知の坂下晴彦さんを訪ねた。 美杉村は三重県一志郡の山奥の村(2006年から津市に編入)で、津市や名張市・松坂市などから車で1時間以上かかる僻村なのだが、ローカル鉄道があるので近隣の同条件の村よりは恵まれているかもしれない。...
View Articleタルムードとは何か?
タルムードとは何か? ユダヤ民族の概観 現代の学問的到達点によれば、最初の文明が発生したとされる中東、チグリス・ユーフラテス流域に人類が大規模に居住を始めたのは10000年ほど前だったとされる。...
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